2002/Sep/25th Grand Zero編

高くそびえる2本のビル。今は無きツインタワーは本当に綺麗な建物だった。

New Yorkのマンハッタンのシンボルともいえるこのビルは今はもう無い。

ついこの前まで閉鎖されていた地下鉄の駅「Canal street」は一年後の今、ようやく閉鎖がとけた。

駅を降りて空を見上げると、ナイ。やはりあるはずの大きなビルがありませんでした。


この日はあいにくの雨。何だかココにこうしているのが妙な気分だ。

私の現在地は上空から見るとココです。

ツインタワーの崩壊した周りには鉄の柵で被われておりました。鉄柵の周りにマンハッタンの歴史が刻まれていた。

ツインタワーが出来上がってから〜無くなるまで。

今はこの広い敷地はもうすっかり工事現場のようになっているが、

あの巨大なビルが一瞬にして崩壊した事を想像してみようとしたが想像を絶する。

2度と起きてはならない!

グランドゼロのすぐ近くの教会の柵の周りには沢山のメッセージが添えられていました。

当時の行方不明になった人々の肉親達が書いた捜索願いも今だリアルに残っていた。

亡くなった方々に送られたメッセージは心が切なくなった。

自分の肉親や友人がもしこの事件に巻き込まれていたら私はいったいどうしたであろうか?

しかしそれ以外に「世界の平和」への願いのメッセージが沢山込められていた。

鉄の柵で被われたこの一帯は人々に向けて大きなメッセージを残していると思う。

それは、

Love & Peace

忘れてはイカンのですよ、こういう事件を。

でも時が経つと人は昔の出来事を忘れてしまう。

時代というのは面白い。現代人は戦争の経験者は殆どいないしね。

そうやって歴史は動いて行くんだな、等と考えていたら

僕の生きている間にあった事は人々に伝えなアカン!と思ったね。

そうさ!Peace on Earth!

この地球に平和を!!!

真面目くさってると言われてもイイさ!

せっかく生きているんだから言わせてください。

1人1人がそう心からマジで願うんだ!『本気』と書いて『マジ』で世界平和を。

亡くなった人々の顔写真を集めて創ったこのポスターはそう僕に訴えていたような気がします。

では世界中から寄せられたお手紙紹介。

Stephanieちゃんからです。

Dear ニューヨーク

ニューヨークで亡くなった皆様に大変御悔やみ申し上げます。この事件が起きた時私はとっても恐かったです。

もう二度とこういう事が起きてはならないと願います。私が感じたのはそれだけです。

Love

鉄の柵に逆さにぶら下がっていた「永遠の平和」の願い。

こんな単純な願い事でもこの地球ではとても儚い夢なのでしょうか。

イヤ!そんなことはない!とか考えてちょっとブルーになりそうになったが、、、。

私はやはり頑張りますよ〜!

小さな事からコツコツと。