Harumi Terano live at Omotesando-FAB. 2001.12.3

 

(left) ライブ本番 (right)リハーサル風景

<set list>

1) candy 2) 横顔 3) 太陽の顔 4) 魔法の手

今回は、念願の晴ちゃんのファーストライブ。五組のアーティストが出演と、転換など何かとスタッフ間でも、運営に関して困難を強いられた環境の中、2番目の登場。幕開けは、アルバム『candy』のタイトル曲かつリーダトラックから。まず、1曲目から驚かされたのは、難解なコード進行かつ、晴ちゃんの独特な歌声でまず、会場を圧倒。次いで、最初のMCでは、普通の女の子のような声で、ちょっと照れくさそうに話だしたとき、オーディエンスは、さっきまで歌っていた人とのギャップについてこれなかったよう。オーディエンスを無理にMCで引っ張ろうとせずに、2曲続けて歌い出す。サビなどが比較的キャッチーな「横顔」と南米民族チックな雄叫びのサンプリングから始まる独特なアレンジが印象的な「太陽の顔」のコントラストとステージパフォーマンスが功を制したのか、晴ちゃんの「次で最後の曲〜」という台詞が出るや否や、客席から惜しむ声援が挙がる。そして、「魔法の手」がエンディング向かうころ、晴ちゃんはステージで弾け、バンドメンバーも力が入る。行われたのがたった4曲であったのが、メンバーにとっては、物足りなかった感や、その4曲の中で、存在感をアピールできた新人/寺野晴美の才能というのかスター性と呼んで良いのかが、混ざったままのステージ上での余韻は、オーディエンスにとってもスタッフにとっても「いいライブ」「次回への期待」など、興奮冷めやまらなかった。最後に、驚かされたのは、晴ちゃん自身がライブ経験がなかったという事実に、豪華バンドメンバーに怯む事なく立派にステージをこなしていた事だった。まだ、ライブを経験できなかった人や次回を楽しみにしている人にも、来年から行われる各インストアイベントで是非、アーティスト「寺野晴美」の存在感を体感して欲しい。各インストアイベントやライブが決定いき次第、随時このホームページでも情報を更新していくので、寺野晴美とホームページには今後とも目がはなせないぞ!!

 

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