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■■■Message from Harumi■■■

音楽をやろうと思ったのは23才になる直前。
自分が何かを表現する人だとは思ったことがなくて、ミュージシャンとか絵を描く人とかデザイナーとか
カメラマンとかそういう人は自分とは違う人種だと思ってた。
というか夢みたいなものを持ったことが多分なかったと思う。
何がやりたいかっていうんじゃなくて、何をやらなきゃいけないかっていうことを考えて生きてきた気がする。
あたしにできることであたしがやりたいことって思った時に「あ、そうだ音楽じゃん」
みたいな感じでいきなり気づいた感じだった。
4才からピアノを始めて、うたも好きだったし合唱団をちょっとやってたりしていて音楽は好きだったんで、
「なんで気づかなかったんだろう」って思いました。
 (だから今でも、自分が表現をする人として人前に出るという実感がない。
 これからいろんなことが始まって感じるんだと思う。)

作曲を始めたのは去年の1月から。
今回のアルバムに入ってる5曲は、去年1年で作った曲が7曲あってそのうちの5曲だからほとんど全部って感じですね。
なのでコンセプトとかは何もない。
ただ、曲作りを始めた時からプロでやっていく確信はあったから、いずれ商品になることを前提に書いてました。
 ( "Candy" は1曲目に持ってくる曲とか、"魔法の手" はリード曲ではないけどアルバムの後半とか、
  "simple" みたいな、派手さはないけどちゃんと聴けるものとか、けっこう冷静な自分がいた。
  飽きちゃう曲はダメ、とか思って、コード展開一つであれこれ悩みながらつくってたと思う。)

レコーディングやってる時は楽しい、の一言です。だから終わっちゃうとさみしい。
もう終わり? もっとあそびたいんだけど・・って思います。
自分がソングライターだという意識はあんまり無くて、うたう人だと思ってるので
曲はうたうのに必要だから書くという感じ。
自分の感情を曲にしているわけだけど、制作中に思ったことは、「ただの感情」が「作品」に変わることのすごさ。
1人でやっていた時も、曲ができた時の喜びというのはもちろんあったんだけど、
たぶん完璧主義なところがあるのと、あとはあまりにせっぱつまっていたからだと思う。

自分の中にあるイメージを曲にして、それはまだ不完全なデモなんだけど、
それをいいと言ってくれるスタッフの人がいて、
プロデューサーがイメージを分かってくれて、楽器を弾く人がそれを分かってくれて、自分のうたと混ざって
エンジニアがそれを録ってすごいMIXをして、できたものを今聴きながら書いてるんだけど
なんていうか・・ちゃんと作品として音が鳴っているので、もうすごいぞ。と思う。
ミニアルバムという形で出せるのもほんと嬉しいですね。
1枚目からすごくこんないいものを作れて、2枚目どうしようって思うんだけど、
自分の感覚に正直になって、その時生まれたてのものを出していきたいと思う。
それはきっとすごい個人的な感情だけど、そのうたを聴いた人が何かを感じてくれたらうれしい。




E-mail : harumi@meer.co.jp

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